専門外来で働く

専門外来の中には、主に睡眠に関する疾患について対応する睡眠外来というものがあります。睡眠外来とは睡眠に関する疾患や症状に特化した診療を行っている診療科目であり、そこで働く看護師の仕事は患者からのヒアリングや医師の診療サポート、治療内容に関する説明などが挙げられています。ヒアリングに関しては患者が睡眠に関してどのような疾患や症状を持っているのか、それが日常生活にどのような影響を与えていて、どんなことに悩んでいるのかなどを聞き出します。その中ですでに疾患や症状の治療を受けたことがあるのか、現在治療している疾患がないかどうかなども確認し、服用している薬があれば確認しておくことも大切な仕事です。

そうすることで実際に薬を処方する際、問題なく飲むことができるのか医師が判断しやすくなります。そして外来での看護師の仕事は、どのような診療科目であっても医師が円滑に診療できるようにサポートすることが重要になってきます。睡眠外来の場合は医師からの問診以外はいくつかの検査を実施したり患者からのカウンセリングを行うことがメインになってくるので、診療しやすいように患者を誘導したり検査を実施することが主な仕事内容です。そして診察が終わった患者に対して具体的に治療内容を説明したり、医師の話で分からないことがあった場合の質問などに対応していきます。このように睡眠外来の仕事では、ヒアリングで何を聞き出すべきなのか把握して話を聞くというスキルが必要になってくるでしょう。